【書評】『リクルート「創刊男」の大ヒット発想術』に学ぶユーザーインタビューのコツ

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新しくサービスを企画したり、方向性を考え直したりする際、ユーザーインタビューを行うことが当たり前の事と認識される様になってきました。

先日、ユーザーインタビューの本を何冊が読みまして

特にこちらの本が参考になりましたので、ご紹介したいと思います。

リクルート「創刊男」の大ヒット発想術

※ちなみに、そもそもインタビューが重要だと言われるようになった背景には『スタートアップサイエンス』のヒットがとても大きかったのでは無いかと思っています。

おすすめの読者

「サービスを成功させるためにお客さんの声を聞くところから始めたいんだけど、どうすればいいのかわからない、、、」

こちらのような悩みを持つ、新規事業担当やマーケター、起業志望者がおすすめです

・ユーザーインタビューを行う目的がわかる
・インタビューの方針が建てられる

などの学びが得られるはずです。

「受け手のプロ」としてちゃんと生活する

アイデアを考えている時についやってしまいがちですが、

サービスの「送り手」の空間である、会社のデスクや部屋に閉じこもってウンウン唸っていても、ダメということです。

私も何度も経験がありますが、長い時間を確保して会議やら家に閉じ籠もったところで前に進んだ試しがないですね。

ブログの記事ネタも同じようなものかもしれません。

すぐにお客様である「受け手」の気持ちになることは難しいことです。

プライベートな時間を使って新しいことを始め、上達のために情報を収集していく過程を繰り返すことで感覚が磨かれていくそうです。

 

属性→体験→心理の順で聞く

人間は、他人に対していきなり心理をさらけ出すということに抵抗を感じるようにできています。

それは初対面の相手ならなおのことでしょう。

一方で、インタビュー側が知るべきなのは相手のプロフィールなどではありません。

特定のシチュエーションにおけるユーザーの心理を突き止めることこそ重要です。

ユーザー候補に対していきなり心理に関する質問をぶつけてみても、無意識の抵抗に遭います。

欲しい答えにたどり着けることはほとんどないというのがこうしたインタビューの難しいところです。

そこで、インタビューの流れとして下記の順番で進めていくことがおすすめです。

  1. ①あえて相手のプロフィールの確認から始める(なるべく短時間で終わらせる)
  2. ②過去にどんなことがあったか・何をしたかを聞き出す
  3. ③その時の心理に迫る

特に、「した」こと=過去の事実と、「思う」こと=気持ちをごっちゃにしないできちんと聞き分けることが重要だそうです。

ヒアリングの2要素「深掘り」と「アドリブ」

質問項目は、何人も相手にインタビューを続けていく過程で磨き込んでいくことが前提です。

なんとなく「誰に」「何を」提供すれば良いか、輪郭が見えてきた後半に差し掛かると「深掘り」と「アドリブ」に注力していきます。

「深掘り」:インタビュー相手の全員に聞く項目。洗練させ、研ぎ澄ますイメージ

「アドリブ」:臨機応変に相手の反応を見ながら変化させていく質問。ヒントを広く探し回るイメージ。

 

5W1Hで深掘っていく

相手の「したこと」に対しては「When?(いつ?)」「Where?(どこで?)」「Who?(だれが?)」「How?(どのくらい?(頻度や金額など))」

を使って深掘りをしていきましょう。

気になる言葉や態度が現れた時に「Why?(どうして?)」を使って「気持ち」を聞き出すという手順です。

 

インタビューは理想の消費者に出会う旅

ユーザーインタビューのゴールの一つは「誰に提供するか」と「何をするか」の組み合わせを見つけることにあります。

何人にもインタビューを繰り返すことで、日常生活を感度高く過ごし、かつ質問に対して自分の言葉で表現できる理想的な「受け手」を見つけ出すことができたかどうかがインタビュー成功の指標となります。

 

ここまで紹介してきたユーザーインタビューの方法論は本書の一部に過ぎません。

実際の書店で扱っているところは少ないと思いますので。Amazonで手に入れることができます。

リクルート「創刊男」の大ヒット発想術

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